CSR測定(滑り抵抗係数)測定結果
石材・タイル専用滑り止め「レモナグリップ」の滑り性試験の試験結果です。配合を変え、滑り止めの強弱を変えることが出来ます。温泉(浴場)、プールサイドなど、より転倒事故のリスクが高い床用の洗剤もあります。
レモナグリップ 滑り性試験 概要
規格名称:高分子系張り床材試験方法(17)滑り性試験
規格番号:JIS A 1454
試料概要:磁器タイル(市販品)にレモナグリップ防滑処理
表面状態:湿潤(水道水散布)状態
測定機関:協同組合防滑業振興協会
試 験 日 :2019年12月11日
レモナグリップ 滑り性試験 試験結果
防滑溶剤 | 試験報告書 | 平均値 | 最小値 | 最大値 |
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ブランク(未処理) | -- | CSR'値=0.34 | 0.32 | 0.35 |
レモナグリップαFIFTY | ![]() | CSR'値=0.67 | 0.64 | 0.68 |
レモナグリップα | ![]() | CSR'値=0.62 | 0.61 | 0.64 |
レモナグリップα LIGHT | ![]() | CSR'値=0.55 | 0.54 | 0.56 |
※レモナグリップ防滑仕上げのCSR値(滑り抵抗係数)は、床材の種類や、本磨き・水磨き・バーナー仕上げのような表面の仕上げの影響を受けやすく数値も前後します。
「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」記載の床の滑りの評価基準
床の種類 | 単位空間等 | 推奨値 |
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履物を履いて動作する 床、路面 | 敷地内の通路、建築物の出入口、 屋内の通路、階段の踏面・踊場、 便所・洗面所の床 | CSR=0.4以上 |
傾斜路(傾斜角:θ) | CSR-sinθ=0.4以上 | |
客室の床 | CSR=0.3以上 |