ウルトラハイグリップ「PTS」

PTS防滑仕上げとは

マンホールやグレーチングは、設置場所の特性上、前後の床とCSR値が大きく異なるため、特に転倒事故のリスクが高くなります。 PTS防滑仕上げでは、物理的な凹凸を付けることで、滑りにくい安全な床に仕上げます。

PTSとは

PTS防滑仕上げは、特殊熱可塑性樹脂をバインダーとし、鉄・ステンレス素材に物理的な凹凸を付ける滑り止めです。 従来の熱可塑性樹脂とは異なり、低温軟化をするため現地で滑り止めが出来ます。

高密着、高耐久であり、対候性にも優れた樹脂です。弾性があり、クラックなどが少ないことも特長です。

骨材散布

転倒防止対策事例

  • 歩道のマンホール歩道のマンホール
  • 歩道のグレーチング歩道のグレーチング
  • 工場、厨房のグレーチング工場、厨房のグレーチング
  • ”滑る場所”別防滑適性
  • 建物外(エントランスなど)
  • 建物内(共用部、店舗通路など)
  • 階段・ステップ
  • 傾斜路・スロープ
  • 浴室、お風呂
  • ”滑る原因”別防滑適性
  • 直接的な雨掛り(エントランスなど)
  • 間接的な雨掛り(屋根付、共用部通路など)
  • 常時湿潤の床(プールサイド、大浴場など)
  • 油の滑り(厨房、パンドリーなど)
  • 薬品、洗剤の滑り(厨房、工場など)

PTS防滑仕上げの特長

評価基準を上回る高い防滑性

滑り測定

PTS防滑仕上げは、バリアフリー新法記載のCSR滑り測定(防滑業振興協会実施)を行い、評価基準のクリアした仕上げです。

  • PTS供試体CSR滑り測定値
  • CSR平均値:CSR0.76-0.98
  • 評価基準:CSR0.4以上

1基約45分のスピード防滑

ベース樹脂塗布

低温軟化の熱可塑性樹脂を採用することで、1基の防滑時間を最小限に抑えることが出来ます。また、現地で作業が出来ることも特長です。

防滑+視認性

PTS#青

専用の着色用骨材、または顔料を組み合わせることで、視認性を高めることも出来ます。

鉄・ステンレス素材に高密着

グレーチング

PTS防滑仕上げの樹脂は「6N/cm2」の高密着性を持ちます。また、弾性樹脂のため、母材の収縮に追従しクラックなども少ないことが特長です。

PTS滑り止めイメージ

グレーチングマンホールグレーチング
グレーチング グレーチング グレーチング
矢印 矢印 矢印
グレーチング グレーチング グレーチング

PTS防滑仕上げ詳細

CSR値最大0.9以上の高い防滑性

PTS防滑仕上げはこれまで、歩道のマンホール、厨房等のグレーチング等、多くの転倒防止対策を行っています。

滑りの原因が油であること、段差解消のため設置した傾斜の縞鋼板等、転倒リスクの大きい環境下にあることが多く、より高い防滑性を必要とします。

PTS防滑仕上げは、CSR滑り測定値最大0.9以上の防滑性を持ちます。更に、視認性を持たせる着色仕上げにも対応します。

>>CSRとは

>>CSR滑り測定とは

滑り測定
  • PTS供試体CSR滑り測定値【国土交通省認可防滑業振興協会測定】
  • 滑り測定値最大:CSR0.76-0.98
  • 滑り測定値平均:CSR0.75-0.96

供試体CSR滑り測定結果(2014/2/13測定)|湿潤状態|鉄板

防滑仕上げ防滑面平均値最小値最大値
ブランク(未処理) 0.14 0.13 0.15
PTS#80 シャークグリップ80 0.88 0.87 0.89
PTS#60 シャークグリップ60 0.96 0.93 0.98
PTS#COLOR シャークグリップ60 0.75 0.74 0.76

「バリアフリー新法」記載の床の滑りの評価基準

床の種類単位空間等推奨値
履物を履いて動作する床、
路面
敷地内の通路、建築物の出入口、屋内の通路、階段の踏面・踊場、便所・洗面所の床 C.S.R=0.4以上
傾斜路(傾斜角:θ) C.S.R−sinθ
=0.4以上
客室の床 C.S.R=0.3以上

PTS防滑手順【グレーチングの場合】

@下地調整AプレヒートBペースPTS塗布
下地調整 プレヒート ベース樹脂塗布
C防滑PTS塗布DトップPTS塗布E完成
骨材散布 トップ樹脂塗布 完成

PTS滑り止め仕様

PTS仕様 CトップPTS樹脂層
骨材の磨耗を最小限に抑えます。
B防滑PTS樹脂層
熱可塑性樹脂と形状の異なる骨材をブレンドすることで、表面をザラザラ状に仕上げます。
AベースPTS樹脂層
床材と防滑層との密着力を高め、重歩行に対するクッションの役割を担います。
@特殊プライマー
床材と熱可塑性樹脂の密着力を高めます。

選べる防滑仕上げ

PTS防滑仕上げの防滑面は、油の滑り、薬品の滑り、スロープの滑り等、滑りの原因・ケースにあわせて表面を変えることが出来ます。

防滑仕上げ 滑り測定値 表面イメージ
PTS#80 0.88 PTS#80 PTS#80
PTS#60 0.96 PTS#60 PTS#60
視認性防滑仕上げ用
PTS#COLOR
0.75 PTS#緑 PTS#黄
PTS#赤 PTS#青

PTS防滑可能床材

PTS防滑仕上げは、鉄、ステンレス専用の滑り止めです。母材を熱するため、可燃の床材へは滑り止めを行うことが出来ません。

床材防滑可否
石材 御影石・大理石
人造大理石・テラゾー ×
タイル 磁器質・せっ器質・陶器質
セラミックタイル
テラコッタ
化学床材 長尺シート・Pタイル等 ×
鉄・ステンレス マンホール・縞鋼板・グレーチング等
ガラス
無垢材 ×
複合フローリング ×
シートフローリング オレフィンシート ×
コンクリート・モルタル ×
人工大理石 ×
FRP ×
塗り床 アクリル・ウレタン・エポキシ樹脂等 ×
シリコン樹脂 ×