メビウスコート

メビウスコート防滑仕上げ

建物内部の通路など、濡れた靴で歩く床、傘から落ちる雨水などの滑りを目的とした防滑仕上げです。高いCSR測定値と、高い清掃性、艶を持つ滑り止めです。

メビウスコートとは

メビウスコートは、無溶剤UV樹脂と球体の骨材を組み合わせ、床材表面に物理的な凹凸(ツブツブ)を付ける、コーティングタイプの滑り止めです。

瞬時に硬化するUV樹脂を利用することで、閉店から開店までの限られた時間の中での防滑、危険な床での緊急での防滑を可能にします。臭い残りが少なくことも特長です。

また、球体の骨材は、モップの引っ掛かりを防ぎ、日々の清掃・メンテナンスの手間を増やすことなく転倒防止を可能にします。

長尺シート

転倒防止対策事例

  • マンションのエントランスマンションのエントランス
  • 飲食店の通路飲食店の通路
  • 駅構内通路駅構内通路
  • 駅構内スロープ駅構内スロープ
  • ショッピングモール通路ショッピングモール通路
  • 住宅の浴室住宅の浴室
  • ”滑る場所”別防滑適性
  • エントランスなど建物外部の床
  • 共用部、店舗通路など建物内部の床
  • 階段・ステップ
  • 傾斜路・スロープ
  • 浴室、お風呂
  • ”滑る原因”別防滑適性
  • 直接的な雨掛り(エントランスなど)
  • 間接的な雨掛り(共用部通路など)
  • 常時湿潤の床(プールサイド、大浴場など)
  • 油の滑り(厨房、パンドリーなど)
  • 薬品、洗剤の滑り(厨房、工場など)

メビウスコート防滑仕上げの特長

CSR測定値最大0.9以上の防滑性

滑り測定

メビウスコート防滑仕上げは、バリアフリー新法記載のCSR滑り測定(防滑業振興協会実施)を行い、評価基準のクリアした仕上げです。

  • メビウスコート供試体CSR滑り測定値
  • CSR平均値:CSR0.63-0.81
  • 評価基準:CSR0.4以上

選べる防滑仕上げ

メビウスコートL

同じ建物内でも、出入口、通路、パンドリーなどで、転倒のリスクは異なります。 メビウスコートは、リスク別に防滑面を強弱を変えることが出来ます。

  • 滑りの原因別防滑仕上げ
  • 出入口、パンドリー用防滑仕上げ
  • 通路用防滑仕上げ

UVライトでスピード防滑

UV照射

メビウスコートは、UVライトを当てることで硬化する樹脂をバインダーにします。無溶剤のため、残留臭は少なく、また完了次第すぐ歩行出来ます。

  • メビウスコートの特長
  • UVライトで瞬時に防滑
  • 揮発溶剤(アルコール・シンナー)”0”

多種多様な床の滑り止め

長尺シート

メビウスコート防滑仕上げは、石材、タイル、長尺シート、Pタイル等、多種多様な床への転倒防止が可能です。

  • メビウスコート防滑可能床材
  • 石材、タイル、長尺シート、Pタイル
  • 鉄、ステンレス

メビウスコート滑り止めイメージ【クリックで拡大】

Pタイル|店舗 長尺シート|店舗 長尺シート|店舗
Pタイル 長尺シート 長尺シート
矢印 矢印 矢印
Pタイル 長尺シート 長尺シート

供試体CSR滑り測定値

供試体CSR測定最大0.6以上の防滑性

メビウスコート防滑仕上げの、供試体CSR測定値です。配合する骨材の粒子サイズで、見た目も大きく変化します。何が原因での滑りか、どこの滑り止めを行うかを考慮の上、最適なサイズをご案内します。

>>CSRとは

>>CSR滑り測定とは

滑り測定
  • メビウスコート供試体CSR滑り測定値【国土交通省認可防滑業振興協会測定】
  • 滑り測定値最大:CSR0.64-0.82
  • 滑り測定値平均:CSR0.63-0.81
防滑仕上げ防滑面平均値最小値最大値
ブランク(未処理) 0.34 0.32 0.36
メビウスコートXL メビウスコートXL 0.81 0.80 0.82
メビウスコートL メビウスコートL 0.73 0.72 0.74
メビウスコートM メビウスコートM 0.67 0.66 0.68
メビウスコートS メビウスコートS 0.66 0.65 0.67

「バリアフリー新法」記載の床の滑りの評価基準

床の種類単位空間等推奨値
履物を履いて動作する床、
路面
敷地内の通路、建築物の出入口、屋内の通路、階段の踏面・踊場、便所・洗面所の床 C.S.R=0.4以上
傾斜路(傾斜角:θ) C.S.R−sinθ
=0.4以上
客室の床 C.S.R=0.3以上

スピード防滑

Pタイルへメビウスコートを行った場合の滑り止めフローです。(※石材やタイルへ滑り止めを行う場合は、塗布する樹脂、作業工程が異なります。)

骨材のバインダーとなる樹脂は無溶剤UV樹脂です。溶剤(アルコール・シンナー等)の揮発待機時間(セッティングタイム)がないため、樹脂を塗布し、即時UVライトを当てることが出来ます。

滑り止め作業後の臭いを最小限に抑えることが出来ることも特長です。

滑り止めフロー【長尺シート・Pタイルの場合】

@洗浄・清掃・養生 Aプライマー塗布 B防滑UV樹脂塗布
洗浄・清掃・養生 プライマー塗布 防滑UV樹脂塗布
CUV照射 D防汚トップコート E滑り止め完成
UV照射 防汚トップコート 滑り止め完成

防滑仕様【石材・タイルの場合】

メビウスコート防滑仕上げは、床の種類により異なりますが、3〜4層で滑り止めを行います。専用のトップコートを塗布することで、滑り止めの最大の課題である「汚れの付着」を最小限に抑えることが可能です。

メビウスコート仕様 C専用トップコート
防汚性を高めます。凹部に入ったコーティング剤が長期的に光沢を維持します。
B防滑UV樹脂層
バインダーの無溶剤UV樹脂と球体の骨材を組み合わせ、表面に物理的凹凸を付けます。
AベースUV樹脂層
床材と防滑層との密着力を高め、重歩行に対するクッションの役割を担います。
@特殊プライマー
防滑テクニカルサポート独自開発のプライマーです。床材とコーティング剤の密着力を高めます。

選べる防滑仕上げ

メビウスコート防滑仕上げは、粒子サイズ・配合量を調整することで、滑りの原因・場所に適した転倒防止対策を可能にします。

雨掛りする床、濡れた足で歩行する床、偶発的に濡れる床では、滑り止めの仕様も異なります。

粒子サイズを小さくすることで、景観を維持することも可能です。逆に大きくすることで、視覚的な防滑にもなります。

  • メビウスコートXL・L
  • 濡れた靴で歩く出入口、風除室などの滑り
  • 傘から落ちる雨で濡れる場所の滑り
  • 階段やステップの滑り
  • メビウスコートM・S
  • 偶発的、突発的に濡れる可能性がある通路など
防滑仕上げ 滑り測定値 表面イメージ
メビウスコートXL 0.81 メビウスコートXL メビウスコートXL
メビウスコートL 0.73 メビウスコートL メビウスコートL
メビウスコートM 0.67 メビウスコートM メビウスコートM
メビウスコートS 0.66 メビウスコートS メビウスコートS

高耐久性

@無溶剤ソフトUV樹脂

・・メビウスコート防滑仕上げで塗布するUV樹脂は無溶剤ソフトUV樹脂です。 このUV樹脂は高い柔軟性を持ちます。そのため、温度差等で生じる床の収縮にも追従することが出来ます。 割れのリスクを最小限に抑えることで長期間、滑り止めの効果を維持することを可能にします。

A高硬度球体骨材

・・足の裏との接地面にあたる骨材には、高硬度球体骨材を配合します。 ソフトUV樹脂でこの骨材をバインドすることで、上下の衝撃に耐える仕組みを用います。 また、床に凹凸を付けることにより、凹部へのダメージが少なく、長期間、艶をキープすることが可能です。

B専用トップコート

・・メビウスコートの最終仕上げには、防汚目的の専用トップコートを塗布します。 足の裏と接地しない凹部に入ったコーティング剤が、長期的な艶維持の役割を担います。

東京メトロ副都心線駅構内

2012年2月に、東京メトロ副都心線で行ったスロープへのメビウスコート防滑工事の経過写真です。1日平均約6万人の歩行数です。日々のメンテナンスは自動洗浄機のみです。

2012年2月|0ヶ月経過時 2012年2月 2012年2月
2013年7月|17ヶ月経過時 2013年7月 2013年7月
2012年2月|24ヶ月経過時 2014年2月 2014年2月

メビウスコート防滑可能床材

メビウスコート防滑仕上げは、一部の材料の除き、多種多様な床への防滑が可能です。近年では、汚水の産廃の都合で、ワックスの代用として、長尺シート等へのコーティングのご依頼が急増しております。

床材防滑可否
石材 御影石・大理石
人造大理石・テラゾー
タイル 磁器質・せっ器質・陶器質
セラミックタイル
テラコッタ
化学床材 長尺シート・Pタイル等
鉄・ステンレス マンホール・縞鋼板・グレーチング等
ガラス
無垢材
複合フローリング
シートフローリング オレフィンシート ×
コンクリート・モルタル
人工大理石
FRP
塗り床 アクリル・ウレタン・エポキシ樹脂等
シリコン樹脂 ×